最新テクノロジーはパッケージで売る時代。NTT東日本とマイクロソフトが模索するlotサービスはロジスティックの未来を作る。
まだ、実証実験の段階ですが、これ一つ一つみていくととても近未来な感じが・・・
NTT東日本と日本マイクロソフトでは、職場の労働力不足などの解決を図るため、中堅・中小企業向けにIoTやAI技術を手軽に導入できるパッケージサービスの提供を目指しており、今回の実証実験もその一環となる。
確かにlotや人口知能やRPAや一つづつ導入するには時間も経費もかかりますし、これらがパッケージとして開発されるのは当然の帰着ですが、非常に意味があり、導入をためらう企業にとっても注目ですね。
組み合わせとして
腕時計型のウェアラブルデバイスから、心拍数などのバイタルデータや作業従事者の位置情報を取得し、Microsoft Azureでデータの蓄積および解析などを行う。
ウェアラブルデバイスを介し、顔認証による勤怠管理や、多国籍作業従事者へのタイムリーな作業指示を多言語で行うことにより、管理者、作業従事者の作業の省力化や生産性向上を目指す
顔認証や多言語の翻訳などに、AIプラットフォームサービス「Microsoft Cognitive Services」を利用
IoTゲートウェイやIoTデバイス、運用サポートを提供するほか、実証実験の全体企画・運営、ビーコンやウェアラブルデバイス、IoTアプリケーションなどの提供も担当する
つまりは ウェアラブルデバイス + lot機器 + AIという構成です。
これを物流倉庫を実証実験フィールドとして実際に検証していくそうで、かなり完成度の高いパッケージが出来上がりそうです。
すでにアマゾンなどでは自動で動く棚とか先進的な技術が導入されていますが、今回のNTTとマイクロソフトの取り組みは、それらをスタンダード化するロジスティックの未来を感じさせますね。