あなたの会社は大丈夫? マイクロソフトがOSSライセンス違反者を救済する取り組み「Common Cure Rights Commitment」
あなたの会社は大丈夫?
Microsoftは米国時間3月19日、Red Hat、Facebook、Google、IBMに続いて、企業がオープンソースのライセンス準拠で違反してしまった場合、その過ちを「是正」できるようにする権利拡大の取り組みに参加すると発表した。
ソフトウェアのライセンスには様々な形態があるが、有料ソフトウェアの他にOSSにもライセンスがある。
OSSライセンスの形態について確認しよう。
GPLv2とGPLv3がどちらもコピーレフトのライセンス
どちらのライセンスも「このライセンスの下にあるコードを『より大きなプログラム』の中に含める場合には、
その『より大きなプログラム』もこのライセンスの下に置かなければならない」としている
ただ、問題はこのライセンスが
GPLv2とGPLv3が非互換という事だ。
つまり、GPLv2の下にあるコードとGPLv3の下にあるコードとを1つのプログラムの中で合法的に混ぜ合わせる事が出来ない。
ふ、複雑・・・・・
どちらもOSSライセンスなのにこの展開・・・
MITライセンスならほとんど、上記なような心配はありませんが、ふと気になったら確かめてみてはいかがでしょうか?
※MITライセンスはコピーレフトでなく、再利用を認めているもっともゆるい(?)ライセンス形態です。Githubなどでは一番多いライセンス形態だそうです。