gpstandard’s blog

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GPD Pocket 2への準備をしよう。1との性能の比較や細かな仕様点の変更はモバイルに幸せをもたらすか?

GPD Pocket 欲しいー!

古くはポケコンの時代から小さなコンピューターに対しては憧れがあります。

昭和を象徴する外観はボタンの多い電卓に、コンピューターの性能が詰まったあの夢のような機械。

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おそらく、そんな小さいけど高性能、小さいけど使える、小さいけど・・・という鉄板のような価値観は現代も変わらない永遠のテーマなのでしょう。

 

初代 GPD Pocketは何故ヒットしたのか?

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 初代のGPD Pocketは7インチモバイルPCという素晴らしい仕様です。

7インチタブレット端末を利用してて、キーボードがあったらなー・・・を見事に実装した機種です。

ウェブブラウジングやメールなどの用途であれば正直タブレットの方が便利です。

でも、ちょっとした時にPCがあったらという機会があると思います。

 そう

この端末の真髄はPCを持ち歩きたいというニーズにあります。

 

PCとしての実力と価格帯

GPD Pocketのヒットの要因はPCとしての実力と価格(実売5〜6万)のバランスにあります。

OSがウィンドウズっていうのもありますが、メモリや保存容量なども最低充分と言えます。

項目 スペック
OS Windows 10 Home
SoC Intel Atom Z8750
1.6GHz
バースト時2.56GHz
4コア
メモリ 8GB
保存容量 128GB
eMMC
SDスロット 非搭載
液晶 7型(1920x1200)
gorillaGlass3
タッチパネル仕様
Wi-Fi 802.11a/ac/b/g/n Wlan,2.4/5GHz Dual-band
端子 USB Type-C
USB-A(3.0)
MicroHDMI(Type D)
ヘッドセット端子
バッテリー 7000mAh
サイズ 180×106×18.5mm
重量 480g

 

バッテリーも7000mAhあり通常使用で、おおよそ5〜6時間 程度は持つようです。

個人の使用感も含めおおよそのレビューにおいての評価を見ていくとPCとして使い物にならないという評価はさほど多くありません。

 

どちらかというとキーボードの慣れの問題などからメイン機として使うのではなく、あくまで臨時のサブ機として使うという意味での評価が多いです。

 

はたしてこれ以上の進化があるのかと思いますが、2が発売されるんですよね・・・・

 

GPD Pocket 2の性能

japanese.engadget.com

俄然、新規発売の2に対しては期待が高まるのですが・・・

brand-new.tokyo

 

  • CPU:初代はAtom Z8750(Cherry Trail) → 2はCoreM3-7Y30(Kaby Lake)
  • 拡張性:2は初代よりUSB3.0 TypeAポートが1つ多い
  • ストレージ:2には初代にないMicroSDスロットがある
  • サイズ:2は初代よりベゼルや本体の一部が薄い
  • スクリーン入力:2では初代でできないペンタッチ入力が可能

 ほお・・・

 

大きな変更は

- CPUの性能アップ

- 拡張性の変更

- ポイントデバイスの排除などでしょうか

 

これを見てると2がターゲットにしている領域がペンタッチ入力可能なデバイスという事がわかります。

確かにモバイルでメモをとるかわりになるぐらいのペン入力が可能であれば戦力=ビジネス力は増すはずです。

 

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あと微妙についてるタッチバー・・・・・

これは微妙ですね。

 

GPD Pocket 2は買いなのか?

Youtubeで「GPD Pocket 2」の予告。でも世間の評価は…

 上記の記事を見てもそうですが、みんなが望んでる形でのバージョンアップとは言いにくいです。

簡単に言えば、GPD Pocket 2はより薄く、より速く、元のUSBポートと比べて余分なUSBポートを持っています。それはまた、デジタルペン入力のサポートを追加し、間違いなく良いキーボードを持っています。 しかし、それはオリジナルで見つかったポインティングスティックがなく、一部の人々が望んでいたバックライト付きのキーボードやヨガスタイルのヒンジを持っていません。また、数ドルを節約しようとする人々のために、4GBのRAMを搭載したモデルが登場する予定です。

 正直な所、GPD Pocketの戦略は初代の価値を落とさない範囲でのバージョンアップのように思えます。

 実際に登場する頃にはGPD Pocket 2の性能面(CPU)がかなりピックアップされるとは思います。ただ、eMMCが変わってない事からIO面での速度がボトルネックになる可能性もあります。

 

ただ、キーボードの変更やこのCPUの変更が真の快適なモバイルPCとなる可能性はあります。

 

サブ機からメイン機となるとは思えませんが、もしかするとこの微妙な改善が信じられないほどのユーザー体験をもたらすかもしれませんね。