D-Wave 2000Qを超える?・・ 量子ビット3000個のNECの全結合型量子アニーリングマシンとは何か?
量子アニーリング方式の量子コンピュータは、現在のところD-Waveだけが販売しています。(D-Wave 2000Q)そんな中NECも量子コンピュータの開発へかじを切りました。
まずは、プレスリリース
このプレスリリースには金額が示されてませんが規模的には数十億円投資するとありました。
ピックアップ記事の方がもう少しわかりやすいかも
NECは2018年1月23日、組み合わせ最適化問題を高速に解ける新方式の量子アニーリングマシンについて、シミュレーションなどで基本動作を実証したと発表した(プレスリリース)。今後研究員を増員し、2018年内に半導体による基本素子(量子ビット)を作成。2023年までに数十億円を投じて2000~3000量子ビット規模のマシンを実用化する考えだ。人工知能(AI)を使った社会課題の解決に生かすという。
量子アニーリングとは
ただ、先行されているこちらと比べて機能的にどうなんでしょうね?
カナダのD-Wave Systemsは2017年1月24日(米国時間)、量子アニーリング方式の量子コンピュータである「D-Wave 2000Q」を発売した。量子ビットを従来モデルの2倍となる2000個に増やした。
やはり量子ビットの数が性能の分かれ目になるんでしょうかね?
いずれにしよ、スパコンのレベルは遥かに超えてくる量子コンピュータが切り開く世界がどうなるのか、楽しみですね。