スマホ組み込みのAIを搭載できる「Custom Vision Service」。さらに検索API「Bing Entity Search API」
もりだくさんで発表されております。
1 Custom Vision Service
独自の画像データをアップロードして簡単に「分類器」を訓練、
モデルをエクスポート
Custom Vision Serviceで独自の画像データをアップロードして、簡単に「分類器」を訓練し、このモデルをアプリケーションに直接埋め込み、iOSやAndroid、さまざまなエッジデバイスで、リアルタイムかつオフラインで実行できる。
数回のクリックで多様なシナリオに利用が可能だ。
例えば、「小売業者が、カタログの画像を自動分類できるモデルを簡単に作成する」「ソーシャルサイトが特定の商品の画像を効果的にフィルタリングし、分類する」「国立公園当局が、カメラ画像に野生動物が含まれるかどうかを検知する」といったことができる。
2 Bing Entity Search API
検索APIをアプリケーションに追加すれば、Microsoftの検索サービス「Bing」を通じて、何十億というWebページや画像、動画、ニュースを調べる機能を実装できる。
3「Face API」の新機能「ミリオンスケール認識」
Microsoftは、Cognitive Servicesに含まれる「Face API」の新機能「ミリオンスケール認識」を発表した。Face APIでは、写真に含まれる顔の検出、識別、分析、グループ化、タグ付けが可能だ。ミリオンスケール認識機能は、最大100万人の新タイプの人物グループと、最大100万の顔を含む新タイプの顔リストを扱うことができる。開発者はこの機能により、Face APIに最大100万人を認識させた上で、瞬時に応答を行わせることができる。