AzureのAIでの学習結果をDockerコンテナやラズパイなで使用できるというが・・・それを動作させるまでに行う事は?
AIでの学習結果をDockerコンテナやラズパイなどで使用できるという事になるらしい。
クラウドで実現した画像認識や音声認識などの機械学習の能力を、クラウドだけでなく、WindowsマシンやLinuxマシンにも、そしてスマートフォンやRaspberry Piやドローンといった小さなデバイスにも組み込んで、さまざまな場所で機械学習を活用する。
これがマイクロソフトが米国シアトルで開催中のイベント「Build 2018」で示した同社のAI戦略の骨子です。
実際に顔認識の結果をラズパイに移して動作させてみたという記事だが、この技術を扱うまでに結構な壁をクリアしないといけないです。
そこらへんを改めて整理してみました。
Azure使える状態になっていますか?
Microsoft Azure Cloud Computing Platform & Services
クレジットカードがあれば登録は比較的簡単です。逆にそれがない場合は無料の体験期間を利用する方法もありです。
Azure Iot Edgeについて知る
今回の発表でのIotとしての目玉がこの、Azure Iot Edgeです。
Azure IoT Edge は、企業がデータの管理に手間取ることなくビジネス インサイトに専念できるよう、これまでクラウドで行っていた分析とカスタム ビジネス ロジックをデバイス側で実行できるようにするものです。
できる事は文字通りの事なのですが、これらを扱うためには
Azure IoT Edge は、IoT Hub の Standard レベルだけで利用できます。 Basic レベルおよび Standard レベルの詳細については、適切な IoT Hub レベルの選び方に関するページを参照してください。
という知見が必要とあります。
適切なIot Hub レベルは
こちらで確認できます。
ざっくり↓
見て、全然余裕って人は・・・ 凄いですね。
そしてDocker、もしくはラズパイ
学習済みのAIモデルをDockerコンテナとしてエクスポートし、Raspberry Piへインポート。
コンテナのエクスポートまではAzure側で出来るようです。
ラズパイの上でDockerを動かすには
こういった記事を参照すれば良いでしょう。
で・・・どうする?!
やってる事は画像認識をIotと称してラズパイで動作させてるだけで、本当に大事なのはこれをどこで利用するか?ってとこなんですけどね。
こういった技術を手軽に使える環境が整ったのは本当に素晴らしい事なので、ここから先は個人の趣味なり、マーケティングした結果なり色々とアイディアを膨らませて活用していきたいですね。