日本マイクロソフト開発者向けイベント「de:code 2016」から気になる内容、記事を見てみる。5月24日分
日本マイクロソフトの開発者に向けたイベント「de:code 2016」が5月24日~25日の2日間行われいて、さっそく24日分の記事が出ていたので見てみました。
(イベントいけないので・・・・
さっそく気になったのは下記の内容。
榊原氏は、3月に米国で開かれたBuild 2016を振り返りながら、そこで発表された事項をおさらいした。1つ目はMicrosoftが今後“会話”のプラットフォームに注力をしていくという点。これはユーザーをアプリケーションという概念から解放し、自然なインターフェイスを実現する上で重要なポイントだとした。
会話というのがプラットフォームになるのは近いとは思いますが、正直まだ抵抗はあるんだよなー。完成系のイメージとしてドライブスルーとかの、マイクでの店員との会話とかを、このシステムに置き換えが出来れば色んな革命が起きる雰囲気は感じます。
3つ目はやはり“Windowsプラットフォーム”で、スマートフォンからPC、そしてTVといった大画面まで、さらにはIoTやHoloLensといったデバイスまでも1つのOSでカバーできる。もちろん、それぞれの画面に向けた表示の最適化が必要だが、コア部分のソースコードは流用できる。
この内容に関しては正直、政治争いみたいな物で、どのみちマルチプラットフォームというのを実現するには、ソースコードの変更も必要だしなって感じですが・・・。
(ただし、口述するUWP変換ソフトと合わせるとこれは・・・と期待感も出ます)
UbuntuのBashも、Build 2016で発表されたトピックの1つ。もちろん、lsといったBashの基本的なコマンドも当然のように実行できるが、最大の特徴は単純にBashのエミュレータをしているわけではなく、Ubuntuのバイナリがきちんと動作するということだ。例えばemacsやrubyといったアプリは実行できるし、apt-getでUbuntu用のレポジトリからソフトウェアをダウンロードしてインストール、実行することもできるし、サードパーティのソフトを使えばX Window System用のソフトも動く。単なるユーザーなら、Ubuntu環境を別途用意した方が良い気もするのだが、開発者にとっては、WindowsとLinux両方に対応したアプリの開発が楽になるのは言うまでもない。
そして私自身一番期待してる分野がこれですね。Ubuntuのバイナリが動作するって事は非常にありがたい話しです。ウェブ開発でどうしてもmacの優位な点というのが残ってるのですが、これでウィンドウズという選択肢も決して悪くない物になりそうです。
そしてAnniversary Updateでは、デスクトップアプリケーション(いわゆるWin32アプリ)を容易にUWPアプリに変換するコンバータも提供される。デモでは、日本ではもはやお馴染みのエディタ「秀丸」をUWPアプリケーションに変換して見せた。実際はコンバートが終了すると自動的にストアに登録するといったことも可能だそうなのだが、今回はデモのため省略され、ローカルで変換したUWPアプリを実行してみせた。
そしてこれも何気にすごいなと・・・ どの程度のソフトをコンバートできるかわかりませんが、一気にウィンドウズタブレットソフトなどの資産を増やす事が可能になるのでしょうか?
ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリとは - Windows app development
UWP・・・期待したいですね。
さらに、Visual Studio向けにクロスプラットフォームの開発ツール「Xamarin」が無償提供されることとなったが、合わせてiOSのエミュレータも搭載された。まだiOS向けのコンパイルはMac OS Xの実機で行なう必要があるという制限はあるが、Windows版のiOSエミュレータは、Mac OS Xのそれではできないタッチ操作ができる(Macにはタッチパネル搭載機がなく、Windowsにはある)というデモがされると、会場は笑いの渦に巻き込まれた。
そして・・・。 アプリ開発に共通の言語を使えるのは非常にありがたい事ですよね。
まあ、コンパイルにMacが必要というのは変わりませんが、現在あるjsでの共通開発環境では物足りない場合に選択肢のひとつになりそうです。
あと人口知能のりんながありましたね・・・(まだ興味がわかないですが)
とにかくてんこ盛りだったんだなと思いました。
時間があればライブストーミングチェックもしたいですが、まあ仕事してるんでまとめ記事確認で25日分も後追いしたいです。
元記事はコチラ