Google Glassの問題点を解消した(?)、次世代の真のARグラス「 Vuzix Blade AR Glass 」
CES 2018の展示コーナーで一際人々の関心を引くデバイスのひとつがARグラスとしての完成度を高めた、スマートグラス「Vuzix Blade AR Glass 」です。
最初このグラスの形状を見た時は、グラスのサイドフレームの太さが気になったのですが、この部分がマウスのように操作できるタッチデバイスになっており、全体的に非常に考えられたデザインであると感じました。
また、使用されるシチュエーション例からも、思ったよりも装着時の違和感はなく、スポーツウェアとして使用するのであれば、むしろ自然な感じにも感じます。
Bladeはスタンドアロンのヘッドセットとして機能し、Wi-Fi経由でインターネットに接続できますが、Bluetooth経由でiPhoneまたはAndroidデバイスとペア設定して通知をミラーリングし、写真やビデオを表示することもできます。それは2時間から12時間のどこかのバッテリー寿命を持っていると主張しています。これは主に通知用に使うのか、Alexa経由でウェブにアクセスする、ゲームをする、フロントフェイスの、 8メガピクセルのカメラ。デバイスのインターフェースを操作するには、Alexaとは別の内蔵の音声制御システムを使用するか、メガネフレームの右側に一連のマルチフィンガースワイプを使用できます。
別途Wifiは必要ですが、スタンドアロンとしても機能し、スマホと連動もできるようです。
また、音声操作もできるようですね。
現在の価格は1,000ドルですが、Vuzixは将来の世代で500ドル以下にすることを望んでいます。
このBladeグラスに期待する1点目はこの価格帯かもしれません。
将来的に日本でも10万円以下で、このデバイスが発売されるとまったく新しいガジェットとして普及されていく可能性があり、特にプロスポーツ選手等がこぞってこの手のデバイスを導入すれば、爆発的な広がりを見せる可能性すら感じます。
1つの致命的な違い、それがGlassやARでの失敗した試行よりも著しく飛躍することは、デザインです。ブレードは、大きめのサングラスの奇妙なペアと同じように美しく見えますが、これまで見たことのない標準的な非電化アクセサリーに近いと感じます。それはあなたがそれらを着てグーフィーに見えないということを意味するわけではありませんし、フレームには少し余分な迷惑があります(そこにはあります)。しかし、青みがかった白色光の柔らかい輝きを越えて、外側の観察者は右側のレンズの後ろに脈打っていることに気付くかもしれません。
また、このBladeグラスのポイントとして、デザイン性を保ちながらGoogleGlassに投げかけられていたプライバシーなどの問題(カメラでの撮影など)部分もクリアにされるのでは無いかと投げかけています。(実際どうなんですかね?)
※ 下記記事も2015年当時のもの
2015年当時に比べると、youtubeなどでの過剰行為を含め、スマホデバイス自体が持つ問題点も数多くピックアップされる中、文化的にも法律的にも、スマートグラスという分野が当たり前になる時代がくるのでは無いと予想されますね。